S&P500連動ETF/投資信託について、わかりやすく簡単にまとめ。

 

はじめに

 

世界で3番めくらいに金をもってる、投資の神様と呼ばれる”ウォーレンバフェット”が、「おめぇら一般人はS&P500連動する低コストインデックスファンドに投資するのがいいよ」と言ってる。

 

ウォーレン・バフェットが個人投資家に勧めた投資法?
伝説の投資家ウォーレン・バフェットが個人投資家にどのような投資法を勧めているかご存じでしょうか?本コンテンツではウォーレン・バフェットが彼の経営するバークシャー・ハサウェイ(BRK.B)社が発行する「株主への手紙」の中で言及した個人投資家に勧めた投資法についてご紹介します。

 

少し思うところがあるので、S&P500連動インデックスファンドやETFについて書く。

 

S&P500とは?

 

S&P ダウ・ジョーンズ・インデックスが算出しているアメリカの代表的な株価指数。ニューヨーク証券取引所、NYSE MKT、NASDAQに上場している銘柄から代表的な500銘柄の株価を基に算出される、時価総額加重平均型株価指数

S&P 500 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

 

誤解を恐れずにざっくりいうと、アメリカ版、日経平均株価みたいなもん。

 

ちなみに日経平均株価は、日本経済新聞が選んだ東証一部に上場している日本を代表する225銘柄の平均株価。

 

投資信託( ファンド )とは?

 

投資信託

「みんなから金を集めて、専門家が運用するよ」っていう形。

 

その投資信託の中で

 

・アクティブ運用

・パッシブ運用

 

と2つに二分できる。

 

アクティブ運用は市場平均以上の増益を狙って、個別銘柄など高リスク高リターンを狙う。

 

パッシブ運用は(↓で説明する)指数の動きに連動する投資成果をめざす。インデックス運用と言う。低リスク低リターン。市場と同じくらいの投資収益を狙う。

 

株価指数(インデックス)投資とは?

 

上述した”S&P500”や”日経平均株価”などの株価指数と連動して資産が増えたり減ったりする。

 

メリット

手間がない

→個別の銘柄を選ぶ必要がない。

 

リスクが少ない

→個別銘柄を買うわけではないので、一つの会社の業績に依存しない。

 

デメリット

リターンが少ない

→リスクが少ないということは、その分リターンが少ない。

 

ファイナンスの世界では、リスクとは、予想することができない「不確実性」をいう。

 

信託手数料がかかる

→専門家が運用しているので、その人達に手数料払う必要がある。しかし、アクティブ運用のファンドよりもインデックスファンドの方が、手数料は少ないことが多い。

 

「今後色々世界経済あるだろうけど、結局アメリカ成長するだろうなぁ。でも個別のアメリカ株選ぶほど知識ないし、リスク怖いし…。」なんて需要と、S&P500連動インデックス投資は一致するのでは?

 

ETFとは?

 

ETFはExchange Traded Fundの略。上場投資信託と呼ばれる。

 

インデックスファンドとETFも運用の目的は同じ。指数の動きに連動する運用成果をめざす指数連動型の投資信託。

 

インデックスファンドとの違いは、ETFはインデックスファンドが上場しているような感じ。ETFは株式と同様に相場の動きを見ながら売り買いができる。

 

逆に、インデックスファンドは1日1回算出される基準価額で、一日一回しか取引できない。

 

ETFとインデックスファンド(投資信託)の違い。それぞれのメリット・デメリット

 

信託手数料の違い

→ETFのほうが安い。

 

最低購入価格

→ETFの方は2万円前後から。投資信託は100円とかから。

 

売買のタイミング

→ETFは市場が開いているときに好きなように取引できる。投資信託は1日1回。

 

国内ETFと海外ETF

 

同じ”S&P500”に連動していても、国内株式市場か海外(アメリカ)株式市場かの違いがある。

 

流動性の違い

→海外の方がたくさん売り買いがある。日本のほうが少ない。流動性が低いということは、急激に値段が上がったり下がったり、買いたいときに買えなかったり、売りたいときに売れなかったりするということ

 

為替リスク

→海外はドル建てでの取引なので、為替リスクが発生する

 

税金

→海外ETFは二重課税される。還付を受けるためには、外国税額控除をしないといけない手間が発生する。

No.1240 居住者に係る外国税額控除 国税庁

 

楽天証券で「S&P500」で検索してヒットした投資信託

 

※2020/01/30現在の情報。すべてを網羅していない。何個か例として。

 

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

 

信託財産の1口当たりの純資産額の変動率を対象インデックスの変動率に一致させることを目的

 

iFreeレバレッジ S&P500

 

信託財産の純資産総額の2倍程度になるように調整し、S&P500指数(米ドルベース)の値動きの2倍程度の日々の基準価額の値動きをめざす。為替ヘッジを行う。

 

※為替ヘッジとは…「ヘッジ」の直訳は「避ける」。為替の影響で(円ベースでの)価値が変化することを”避ける”。

 

iFree S&P500インデックス

 

投資成果をS&P500指数(円ベース)の動きに連動させることをめざして運用する。

 

海外ETF

 

※2020/01/30現在の情報。すべてを網羅していない。何個か例として。

 

バンガード・S&P500バリューETF

配当[USドル] 2.64
配当利回り    2.11 %

 

※バリュー投資とは…企業価値に対して過小評価されている株式に投資するスタイル。割安になっている株を買う。

 

バンガード・S&P500グロースETF

配当[USドル] 2.19

配当利回り    1.21 %

 

※グロース投資とは…今後成長が見込める企業の株式に投資するスタイル。高成長する株。

 

 

…くたびれたのでこのくらいでやめる。

 

※かなり簡潔に言葉を省いて記事作成したが、その分、細部を削ぎ落としている。わかりやすさを重視して、正確性を省いている。

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