[日本酒レビュー]KAMOGATA 2019 純米大吟醸 無濾過生原酒を飲んでみた。味の感想やお酒の詳細について。

ワイングラスでKAMOGATAを飲む。 日本酒

「saketaku」から日本酒が2本届く。まずは1本目。

「KAMOGATA 2019 純米大吟醸 無濾過生原酒」

のレビュー。

 

KAMOGATA 2019 純米大吟醸 無濾過生原酒 画像

KAMOGATA(鴨方) 2019 純米大吟醸 無濾過生原酒 丸本酒造 岡山 表面 KAMOGATA(鴨方) 2019 純米大吟醸 無濾過生原酒 丸本酒造 岡山 裏面

 

面白いデザインだ。ワインみたい。自分じゃ絶対買わなかったであろうものが送られてくるのは面白い。(saketakuから送られてきた)2本とも同じようなデザインだけど酒造元が違う?なんでだ?

 

飲む前にどんなものなのか調べてみた。

 

お酒の詳細

2015年に設立した日本酒メーカー「日本酒応援団」。全て地元農家の県産米を使った、純米・無ろ過生原酒を販売。石川県、島根県、新潟県、岡山県、大分県、埼玉県6つの酒蔵パートナーとの共同作成を行っている。

 

少量限定醸造した「純米・無濾過生原酒」は、その土地の風土を感じる味わいとなっている。

無濾過生原酒とは?

無濾過生原酒とは「牛乳で言えば、牧場で今搾ったばかりの生乳」

無濾過、加熱殺菌処理(火入れ)をせず、アルコール度数を下げるための割水(加水)をしていない日本酒。

無濾過生原酒とは?【わかりやすい!すぐに話せる!用語解説】

なるほど。酒造元が違う理由と、冷蔵保存が必要なわけがわかった。KAMOGATA (鴨方)/丸本酒造は岡山県の酒造メーカーね。

 

KAMOGATA/丸本酒造の説明

ドメーヌ・サケの元祖。日本ではじめてオーガニック認証の3大スタンダードを取得。

晴天率の高さから国立天文台が置かれる鴨方町で、オーガニック認証の3大スタンダードを日本で最初に取得し、有機栽培にも取り組む酒造です。丸本が蔵を継いだのは今からおよそ30年前。当時どこの蔵もやっていなかった自社用の酒米づくりを開始します。すべての田の土壌分析を行い、その場所にあった育て方を行う徹底した管理で、”日本酒にとっての最高のお米”を追い続けています。「人にも性格があるように、田んぼ一つ一つに性格がある」と丸本は語ります。

酒造 丸本酒造株式会社
住所 岡山県浅口市鴨方町本庄2485
アルコール分 16.50%
原料米 岡山県産山田錦100%
精米歩合 50%

 

日本酒に合うワイングラス

あと、saketakuから”お届け人数を89人に限定して「日本酒に合うワイングラス」をプレゼント”してもらった。嬉しい。そのワイングラスで飲んでみることにする。

saketaku(さけたく)にて日本酒に合うワイングラスがプレゼント

 

最初見たとき、でかすぎて思わず笑ってしまった。30cmぐらいあるよこれ。まぁ、グラスで味も変わるし、なんか特別な気持ちになるから大切にしよう。

 

日本酒が届くサービス[saketaku/さけたく]のレビュー記事

 

飲んだ感想

早速飲んでみる。

ワイングラスでKAMOGATAを飲む。

 

まずは冷酒で。

匂いをかぐ。爽やかな果実のような香りと米の香り。

口に含む。洋梨のような濃厚さとりんごのようなさっぱりとした果実の香り。甘み。

厚みがあり、なめらかな甘味。

キレのバランスが絶妙。サッと消えるわけでもなく、かといってずっと舌に残るわけでもない。上品。

果実のような甘さでとても飲みやすいが、ただ飲みやすいだけではなく、しっかりとした日本酒の旨味・トロみも感じられる。

いや、これは美味い。今まで飲んだ日本酒の中でも相当上位に入る。俺の好きな味。

「果実のような飲みやすい日本酒が好きだが、飲みやすいだけだと物足りない」って方にぴったり。おすすめ。

 

冷や(常温)で飲むと、米の旨味が際立つ。飲み込んだ後のアルコールの刺激感がやや強く感じられ、「日本酒飲んでる感」が出て良い。温度を変えるだけでだいぶ毛色が異なり、そのどちらも美味い。何か食べながらだと常温の方が良さそう。

まず食前に冷やして飲み、食中酒としては常温で、みたいな。

ただ、冷酒のほうが際立った個性が目立つ。

 

…あと、比較のために器を変えて飲んでみたけど、ワイングラスのほうが断然美味かった。感謝します。

香りを逃さないのと、一度に口に入る酒の量だろうな。

少し前の俺だったらバカにしてるだろうな。ほんとに違うんだよ…。

 

米おたくが挑む、幸せのトロみ。【岡山】KAMOGATA 純米大吟醸 2020

 

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