2つのS+V(文)を対等につなぐには、原則として間に、等位接続詞・コロン・セミコロン・ダッシュのいずれかが必要である。
→例外、言い換えor同性質の内容
間接疑問文
疑問詞に導かれた疑問文は、語順を平叙文の語順に並び替えるだけで全体が名詞節になる。
疑問詞には他の語の助けを借りずに名詞節を作る働きがある。
where does he live?をwhere he lives とすると、全体が名詞節になる。
→疑問詞に導かれた疑問文は必ず疑問詞から始まるとは限らない。前置詞から疑問文が始まることもある。
従属節の「内の語」と「外の語」は原則として、構造上のつながりをもたない。
不定詞
原形の前にtoをつけた形を不定詞という。
ought to 原形/used to 原形のうようにtoが助動詞の一部に組み込まれる場合は述語動詞になる。しかし、これ以外はすべて準動詞。
名詞の働きを兼ねるものを不定詞名詞用法
形容詞…不定詞形容詞用法
副詞…不定詞副詞用法
不定詞は英文中でこの4つのどれかで用いられる。
1.助動詞の一部+述語動詞
2.不定詞名詞用法※三人称単数として扱われる
3.不定詞形容詞用法
4.不定詞副詞用法
関係代名詞
名詞を先に出して、その後にどんな名詞かを説明する。
名詞+名詞を説明する文
条件は3つ
1.説明される名詞と同じ名詞を含んでいる
2.その名詞が関係代名詞に置き換わっている
3.関係代名詞が説明文の先頭に移動している(関係代名詞が前置詞の目的語になっている場合は先頭とは限らない)
※関係代名詞は「名詞+説明文」の存在を読者に知らせる目印。関係代名詞は説明文の始点を知らせる。
説明文を形容詞節、説明される名詞を先行詞という
どこからどこまでが形容詞節なのか。どの名詞が先行詞なのか
関係代名詞は形容詞節の内側でS,動詞のO,前置詞のO,Cのどの働きなのか
関係代名詞が前置詞の目的語となっている場合
前置詞+関係代名詞をまとめて形容詞節の先頭に移動できる。
前置詞+関係代名詞が形容詞句で前の名詞を修飾しているときは名詞+前置詞+関係代名詞をまとめて形容詞の先頭に出すことが出来る。
前置詞+関係代名詞によって修飾される名詞が”前置詞の目的語”の場合には、前置詞+名詞+前置詞+関係代名詞をまとめて前に動かすことが出来る。
過去分詞
4つの可能性。
1.受け身(be+pp)
2.完了(have/be+pp)
3.過去分詞形容詞用法(単独)
4.分詞構文(単独)
→裸の過去分詞は形容詞か副詞の働きをする。
「have+自動詞の過去分詞」からhaveをとる
→ありえる。すべての自動詞が使えるわけではない(往来、発着を表す動詞。becomeやturnなどに限定される)。必ず意味は完了。
have+他動詞の過去分詞からhaveをとる
→この形はありえない。
「be+他動詞の過去分詞」からbeをとる
→ありえる。必ず意味は受け身。
裸の過去分詞は必ず準動詞。形容詞か副詞の働き。動詞型はV1,V2+C,V-3,V-4+O,V-5+Cのどれか。
自動詞の裸の過去分詞は完了の意味を表す。
他動詞の裸の過去分詞は受け身の意味を表す。
→自動詞の裸の過去分詞は稀。特定の動詞に限られる。
V1の場合はcome,go,arrive,returnの往来・発着とhappen,fall,retireなど
V2+Cの場合はturnとbecomeのみ
※分詞構文の場合は、文頭に置くor前にコンマを置くのが原則。
過去形か過去分詞かがスペルからわからない動詞が文頭ならば、まず過去分詞と見て良い。