暇ができたら気ままに少しずつ秩父三十四箇所の寺廻りをしている。
道の駅(あらかわ)でトイレ休憩をしていたら、イチローズモルトを売っているのを発見。2019年になってやっと普通に買えるようになったか。
数年前ならば、(一番スタンダードなホワイトラベルすら)全く売っていないほどの人気だった。良い機会なのでイチローズモルトホワイトラベルを購入。
味の感想や評価など。
イチローズモルト ホワイトラベルの画像
※イチローズモルト&グレーン ワールド ブレンデッド ウィスキー
味の感想や評価
香りをかぐ。木のようなミズナラの香り。森っぽい。
口に含む。強いアルコール感だが、嫌なアルコール臭はなし。
とても爽やか/軽やかで、癖がない。(アルコール感は強いが)とても飲みやすい。後をひかない上品な甘み。
インパクトが強い味ではないが、とても個性的な味。他のウィスキーではなかなか味わえない。
他の人の口コミを見ると、「値段の割に味が…コストパフォーマンスが微妙」という声があるが、俺はそうは思わない。
(インパクトと言う面では)言いたいことはわかるが、同じような味のウィスキーはなかなか無い、イチローズモルトとしての味の特徴がある。
良い味のバランス、値段バランスだと思う。
おすすめの飲み方
ハイボールにするとアルコール強さも薄らいで、非常に爽やか。そして上品な小麦の香りも増す。…とても美味い。
ただ、飲みすすめると後半、少し味が物足りなくなる。
個人的には少量ずつのハイボールが一番美味い気がする。
また、トゥワイスアップまでいかない、ごく少量の水割りとかもおすすめ。
イチローズモルトはなぜ人気なのか
確か朝の連続ドラマが火付け役になって、ウィスキーブームが到来。
日本国内の蒸留所、そして世界からも高い人気ということで一気に人気がついた形になる。
ただ、それだけでなく、多数の受賞を誇る味の良さが根底にあるのは明白。
そして日本国内での人気というよりも、海外での圧倒的人気の側面が強い。
味の感想にも書いたけれども、イチローズモルトにしかない味わいがある。
新興のウィスキーブランドとなるが、他のウィスキーの二番煎じにならない独特の味わいが魅力的。
一番スタンダードなホワイトラベルを飲んで感じたのだから、他の少量生産の限定モデルだとより感じると思う。
イチローズモルトの情報
イチローズモルトホワイトラベル[Malt & Grain World Blended]の定価価格
700ml 3,500円(税抜き)
会社名
ベンチャーウイスキー 秩父蒸留所
蒸留酒製造所
〒368-0067 埼玉県秩父市みどりが丘49
公式サイト
webサイトはないようだ。公式FACEBOOK
秩父蒸留所の見学
基本的に一般の方は見学ができない。ただ、年に1回秩父ウイスキー祭りの際に限定人数で見学が可能。超絶人気らしい。来年2020/2/16(日)に開催されるようだ。
『秩父ウイスキー祭り2020』チケットや試飲会・セミナーから見学ツアーまで紹介
2004年に肥土伊知郎(あくといちろう)さんが創業者。名前の由来ともなっている。2007年に蒸溜所を設立。2008年に製造販売の免許が交付され、ウイスキーの製造を開始。
最初のモルトウイスキーがアメリカ雑誌によるジャパニーズウイスキー・オブ・ザ・イヤーを受賞。さらに、ワールド・ウイスキー・アワードにも受賞されるブランド。
直近ではWORLD’S BEST BLENDED LIMITED RELEASE 2019を受賞。世界一の限定ブレンデッドウィスキーってすごいな。
また、ブランドアンバサダー”吉川由美”さんが”World Whisky Ambassador of the Year”を受賞というダブル受賞を達成。
すごい。
※日本酒が好きな方におすすめのサービス。日本酒定期便[saketaku]のレビュー記事。
→日本酒が届くサービス[saketaku/さけたく]を利用し始めた。感想や、プラン変更・解約方法について。