受け身
能動態の文の目的語を主語にした文のこと。
したがって、目的語をともなう動詞でなければ文は作れない。
過去分詞前のbeは助動詞
受け身にすると能動態の文から目的語が一つ少なくなる。
→よって以下の3種類のみ
(-は受け身を表す。数字は文型。)
SV3O
SV4OO
SV5OC
↓受け身の形にする
SV-3
SV-4O
SV-5C
現在完了
現在の状態を生み出す原因になった過去の動作・状態を表現することによって現在の状態を間接的に伝える
→ほのめかす、示唆するような感覚(過去にこういうことがあったから、今は…わかるよね?)
単純な過去形は過去の動作・状態を表現している点で現在完了と同じ。ただ、単純な過去形は「現在の状態を生み出した原因」だとは言っていない。
※過去にあった出来事だが、今現在もその出来事が続いているのか・関連しているのかどうかは判断できない。
過去分詞の4つの可能性
1,受け身
2,完了
3,過去分詞形容詞用法
4,分詞構文
疑問形容詞とは
疑問の意味を表す形容詞
形容詞の働きは名詞修飾か補語だが、疑問形容詞は補語にならない。必ず次の名詞を修飾する。
beの5つの可能性
動詞
1.存在する
2~である
助動詞
3.be + ing 進行形
4.be + 過去分詞 受け身(他動詞の場合)/完了(自動詞の場合)
5.be to + 原形 助動詞be to(予定、義務、可能の意味)
beが動詞として用いられる場合は、1か2のどちらかの意味で用いられる。
→自動詞の場合、かつ、動作が完了した状態の表し方にhave+p.p.とbe+p.p.の2つの形がある。
be+p.p.で完了を表すのは、主として、go,come,arriveなどの往来・発着を表す自動詞。
進行形
助動詞のbeの後に動詞のing形を進行形といい、「~している」という意味を表す。
動詞の活用はbeの形によって決定する。
進行形の動詞は原則として述語動詞。ただ、絶対ではない。進行形不定詞(to be ~ing)の、準動詞になることもある。
一つの主語に2つの述語動詞があるときは、原則として、等位接続詞がなければならない
→この通りにならないとき
1.どちらかは述語動詞ではないのではないか?
2.どちらも述語動詞だとすれば、主語が異なるのではないか?
ということを考えられる。この考え方によって、英文の読み方の誤りを発見・修正できる。
ing形の4つの可能性
ing形は動名詞と現在分詞に分かれる。
動名詞…主語、動詞の目的語、前置詞の目的後、補語
現在分詞…進行形、現在分詞形容詞用法、分詞構文
1,進行形
前に助動詞beがつく。進行形不定詞(to be -ing)以外は必ず述語動詞2,動名詞
単独。動詞以外に名詞の働きを兼ねる準動詞3,現在分詞形容詞用法
単独。動詞以外に形容詞の働きを兼ねる準動詞4,分詞構文
単独。動詞以外に副詞の働きを兼ねる準動詞
英文中にing形が単独で出てきたときは必ず準動詞
been p.p.は完了でしか使わない
being p.p.は4つすべての可能性がある