動詞型について
目的語や補語がついているか否かという角度から動詞を分類。
述語動詞・準動詞
一人一役か一人二役かという角度から動詞を分類したもの。
→活用は述語動詞か準動詞かを判別するときの最大の指標。
動詞は1-5すべての使い方は(ほぼ)しない。動詞によって使える動詞型が決まっている。
そして動詞型に応じて意味も限定される。
それに対して述語動詞・準動詞にはそのような制約がない。すべての動詞が述語・準動詞のどちらでも使える。
加算名詞、不加算名詞
加算名詞はC(countable)と表示され、不加算名詞はU(uncountable)と表示される。
使い方の違い
加算名詞
1.複数形にできる
2.不定冠詞をつけられる
3.数量を表すときは、many,a lot of,few,a fewなどをつける
不加算名詞
1.複数形にできない
2.不定冠詞をつけられない
3.数量を表すときはmuch,a lot of,little,a piece ofなどをつける
4.常に単数名詞として扱う
不加算名詞は裸で使える。加算名詞は(特別な例外以外)裸で使えない。
単数形なら冠詞をつけ、無冠詞なら複数形にしなければならない。
従属節と主節
従属節というのはS+Vという構成を持った語群(文)が全体で名詞,形容詞,副詞の働きをする現象をいう。
これに対して、従属節を主語、動詞の目的語、前置詞の目的後、補語、装飾要素として従えているS+Vを主節という。
S+Vはそのままでは従属節になれない。S+Vを従属節にするには、以下2つのどちらかの手順が必要。
1.従属節を作る語をS+Vの前につける
2.従属節を作る語をS+Vの中で文の要素(=主語、動詞の目的語、前置詞の目的語、補語、修飾要素)として用いる
(1の代表は従属接続詞、2の代表は関係詞と疑問詞)
主語の述語動詞を「大黒柱」と呼び、英文を構成する各語の中で、構造上最重要の語として別格の扱いをする。
従属節は外側と内側の2つに分けて認識する。
外側は「どこからどこまでが何説で、構造上どういう働きをしているか」という問題。
従属接続詞
because,though,if,whether,unlessなどを従属接続詞という。
従属接続詞は完全なS+V(足りない要素がないS+V)の前につけて、名詞節または副詞節を作る。従属接続詞自体は、節の中で文の要素にならない。
・thatとifとwhetherは副詞節と名詞節の両方を作り、その他の従属接続詞は副詞節だけを作る。
that・if・whetherの意味の違い(名詞節・副詞節)
名詞節
that S+V ということ
if S+V かどうか
whether S+V かどうか
副詞節
that S+V なほど,なので,だなんて
if S+V もしS+Vなら
wheter S+V であろうとなかろうと
従属接続詞thatの省略
従属接続詞のthatが名詞節を作り、その名詞節が動詞の目的語になっているときは、thatを省略することができる。
従属接続詞thatの省略を把握する流れ
→等位接続詞、コロンもセミコロンもダッシュもなしに2つのS+Vが連続している
→よって、2つのS+Vは対等でない(どちらかは従属節)
→従属節を作る言葉が見当たらない
→従属接続詞thatの省略だとわかる